運送業の新規許可の場合、申請から許可まで4~5か月程度期間がかかります。
なお、この期間中に法令試験に合格する必要があり、万が一落ちてしまうと許可が遅れる場合もあります。
運送業許可取得において法令試験に落ちた場合は、約2か月後に再受験することができます。ただし、再受験においても不合格だった場合は、申請が取り下げとなります。
運送業許可取得において残念ながら法令試験が不合格であった場合、運輸局の審査期間が伸び、許可が出るのが遅れる場合があります。
1度目の法令試験に不合格となった場合、約2か月後の法令試験を再度受験する必要があります。
この場合において、1回目の試験から2回目の試験までの2か月という期間について、運輸局の審査がストップする可能性があります。
特に、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県を管轄する関東運輸局においては、申請数が多いため、審査がストップする傾向があります。
しかし管轄や申請時期によっては、1度不合格になっても特に審査機関が伸びることはなく、4~5ヶ月で無事許可が下りることもあります。
法令試験に2回落ちてしまうと、その申請は取り下げとなってしまいます。
もちろん再度申請することは可能となりますが、添付書類の有効期限が切れてしまったり、何より審査期間がリセットされるため改めて許可まで4~5ヶ月の期間がかかります。
運輸局に許可申請を行った次の奇数月に、法令試験は開催されます。
例えば5月に申請した場合は、次の奇数月である7月に開催されます。
6月申請の場合も7月、7月申請の場合は9月という具合です。
法令試験は、とにかくひっかけ問題が多いです。
国土交通省が出している過去問題を繰り返し、その引っ掛けパターンを予め知っておくことで、対策することが出来ます。
具体的な勉強方法については、こちらの法令試験の勉強方法というページで紹介しております。